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  室生寺、長谷寺、談山神社・・・
 奈良東南地域にも、由緒ある寺、神社が多くあります。 
 古都奈良は、日本が国として成立してきた最初期のエリアだけに、古く由緒
ある名刹、古刹が多くあります。
 ・奈良エリアでは
   薬師寺、東大寺、興福寺、唐招提寺、春日大社など
 ・山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリアでは
   長谷寺、室生寺、岡寺、大神神社、橿原神宮、談山神社など
 ・生駒・信貴・斑鳩・葛城エリアでは
   法隆寺、信貴山朝護孫子寺、松尾寺、葛城坐一言主神社など
 ・吉野路エリアでは
   金峯山寺、念佛寺、丹生川上神社下社など
  ・・・・
 室生寺の位置する旧室生村は、平成18年(2006年)に、市町村合併で、
大宇陀町、菟田野町、榛原町とともに、宇陀市となっています。ここでは
昭和の末から平成初期にかけてセカンドハウスとしてログハウスや山小屋、
民家が多く建築されています。
 阪神高速、西名阪道に加えて、南阪奈道、高田バイパスなどの交通網が
整備がされたことで、大阪市内からでも1〜2時間程度で来ることができ、
日帰りでも可能、1泊すれば田舎暮らしの雰囲気が体験できることや、
標高400〜500メートル前後に位置していて、夏でも冷涼な気候のため
大阪市内、近郊に住んでいる人には保養地にふさわしい場所の一つに
なっています。

 室生寺
 美しい景観に溶け込み、訪れる人々を優しい気持ちにさせてくれる古寺。
女人禁制だった高野山に対し、女性の参拝も許されてきたことから
女人高野(にょにんこうや)とも呼ばれている。
 宇陀の山並みに抱かれるように佇む名刹で、五重の塔や、境内のシャクナゲ
、紅葉などが、どこか優しい、典雅な雰囲気を醸し出しています。
 〇奈良時代末、東宮(後の桓武帝)の病気平癒を願った興福寺の僧賢憬
  (賢環)が創建。現在の寺環を整えたのは賢憬の弟子修円といわれている。
  その後、一時衰退しているが、江戸時代元禄年間に、5代将軍徳川綱吉の
  生母である桂昌院の庇護を受けて再興されている。
室生寺の境内より 室生寺五重塔 シャクナゲ(石楠花)
趣のある景観(民家) 平安時代初期に建立 大きな花が特色

  室生寺と虚無僧(こむそう)
 虚無僧とは、禅宗の一派である晋化宗の僧であり、
剃髪しない半僧半俗の僧です。
 シャクナゲが室生寺の境内を彩る、4月下旬から
6月上旬、紅葉が美しい11月などで、虚無僧による
献笛がされています。

尺八教室 生徒募集中、近鉄 師範自作の尺八
東吉野村杉谷 榛原駅より車で30分 独特の音色が持ち味

・尺八の歴史
尺八の歴史は古く、中国(唐)の晋化を祖とする臨済宗の僧、「心地覚心」が
中国に渡り、晋化につながる「張参」に竹管吹簫I(すいしょう)の奥義を受け
張参の弟子「宝伏」ら4人の居士を伴い、日本に伝えたことに始まっている。
 1245年に帰国して以降、紀州由良の興国寺に晋化庵を設けて住まわせ
次第に広まっていった、といわれています。
・尺八は、宝器(宗教の道具)から楽器へと変身し、三曲合奏(明治以降では
三味線、筝、尺八の組み合わせが多い)の一員として、筝曲、地唄を助演
する形で盛んになっています。
 尺八が独自に持つ音色・技巧上の表現は、前衛音楽や西洋クラシック
音楽にも生かされているときがあります。

長谷寺
 真言宗豊山(ぶざん)派の総本山で、西国三十三所の第八番札所としても
信仰を集めている、桜井市の名刹。全国に3、000余りの末寺があり
「源氏物語」や「枕草子」などの古典の中でも記されている歴史あるお寺です。
 境内には江戸幕府の3代将軍徳川家光の寄進によって1650年に建てら
れた本堂(国宝)のほか、仁王門(重文)から本堂につながる登廊(のぼりろう
重文)など、国宝、重文をはじめ、多くの貴重な建造物がある。

本堂は初瀬山の中腹 登廊(重要文化財) 西国三十三カ所霊場
にある。新緑時に撮影 上中下3廊で399段 第八番札所

総門「仁王門」 戦後、日本に初めて 境内にはシャクナゲ
両脇に仁王像 建てられた五重塔 など多く見られる
 長谷寺は「花の御寺」と呼ばれるほど、一年中さまざまなは花に彩られるお寺
で、春は桜やシャクナゲ、夏はアジサイやハス、秋には紅葉やキンモクセイ
冬は寒牡丹やサザンカ、ロウバイなど多種類の花々が咲き誇っています。
 なかでも最も代表的なのが、春に見ごろを迎える牡丹です。

談山神社
 奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある。歴史は古く、季節ごとに変化する
自然美が美しいことでも有名な神社です。
 春は桜、初夏のアジサイ、秋は紅葉、そして冬は下記写真のように
十三重塔をはじめとする建築物との見事なコントラストが見られ、春夏秋冬、
一年中、いつ訪れても自然美を楽しむことができます。
 






季節ごとに変化する自然
の美しさを年中、楽しむ
ことができます

 秋の紅葉も良いが、冬の
 雪景色を背景にした
 十三重塔もすばらしい
談山神社 ログオーナー東吉野村M氏 雪景色の中での十三重塔
国宝:十三重塔 提供(右写真も) 原写真は秀逸です。
 
 十三重塔は、当初、678年に、定恵(中臣鎌足のちの藤原鎌足の長男)
が父の供養のために建立したものです。現存する十三重塔(重要文化財)は
1532年に再建されたもので、木造の十三重塔としては日本では唯一であり、
世界最古の建造物で貴重な建物といえます。


     ログハウス

ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
     田舎暮らし物件、土地、家、建物、古民家の売買・仲介・管理
       奈良県知事(3)3883号
    (公社)奈良県宅地建物取引業協会会員
    (公社)全国宅地建物保証協会会員
      工房  奈良県吉野郡東吉野村平野1252−4
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