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<世界遺産 国立公園>ひと目千本桜の吉野 吉野山に登る |
吉野山の桜
吉野山の桜の景観は、日本の原風景の一つともいわれています。
日本の国花、ヤマザクラ(山桜)が、麓(下)の千本、中腹(中)の千本、さらに
奥の千本へと、毎年、春になると、徐々に桜色に染まっていく様は多くの
人々を魅了しています。
山行記録(平成25年4月19日登頂)
*予定では、中〜奥の千本エリアが、桜色に染まっているはずでしたが
3月が例年より暖かったため、「散り始め」から「葉桜」の状況でした。
あきつの小野スポーツ公園(10.30)出発 −−蜻蛉の滝(10.40)−−
吉野山 青根ヶ峰(11.30)−−(12.10)西行庵(12.40)−−金峰神社(1.00)
高城山(1.20)−−水分神社(14.00)−−(14.30)蔵王堂(15.00)−−
−−(15.50)近鉄 吉野駅 *休憩時間も含みます。
全行程 8q 約4.5時間 標高差550m
○吉野山
・古今和歌集に吉野山の桜を歌った3首が採録されており、また太閤秀吉も
花見を楽しんだという、日本屈指の桜の名所として名高い。
・吉野山は、蔵王堂、如意輪寺、高城山、青根ケ峰を含む広い山域を称した
名称で、一般には、青根ヶ峰(857.9m)が最高峰とされています。
<今和歌集 巻一 春上60番 とものり作>
み吉野の山辺にさけるさくら花 雪かとのみぞ あやまたれける
(口語訳)
吉野の里の山辺に咲いている桜の花
その美しい白さは、雪ではないかと見誤れるほどですね。 |
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@あきつの小野の桜 |
A蜻蛉ノ滝 |
B高さ50m2段 |
スポーツ公園(出発地) |
川上村に位置する |
やまとの名水に選定 |
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C登山道は比較的 |
D青根ヶ峰の標識 |
E奥千本エリアの桜 |
整備されている。 |
標高857.9m |
癒しの空間が広がる |
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F西行庵 歌人 |
G吉野水分(みくまり) |
H中千本より蔵王堂 |
西行法師の住み家 |
神社、世界遺産の一つ |
周りが桜満開のはず |
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I中千本の八重桜 |
J蔵王堂(金峰山寺) |
K桜餅と桜湯 |
撮影日 H.25.4.19 |
修験道の総本山 |
日本の伝統文化? |
○桜と文化
・花見 平安の昔より、桜を愛でては歌を詠み、宴を開いていた名残りが
現代の「お花見」でしょう。
・桜餅と桜湯(写真K)
桜餅は各地ごとに違う菓風があるようです。大きく分けて「長命寺」
「道明寺」の2つのタイプで、吉野山の山門通りで売られていたのは
写真Kでした。(関西では、普通このタイプ)
ビニール製の葉では、どうしても風情がないですね。(塩蔵された桜葉は、
独特の香り(クマリン)がありますが、極端な過食は良くないとのことです。)
・桜湯
慶事では「お茶を濁す」「茶々を入れる」といういう意味から、煎茶が避けれ
ます。お客様には、「花開く」と縁起を担いで「桜湯(桜茶)」、皆がよろこぶ
から「昆布茶」となっているのでしょう。
・食べる桜
「見てもよし、食してもよし」 桜の花や葉を ”食べる”というのは、
日本人ならではの行為です。全国各地には、桜餅や桜湯以外にも
桜スイーツや料理、お酒、多くのシェフによる桜のレシピが考案され
発表されています。
○吉野山ロープウェイ(日本一!最古のロープウウェイ)
吉野大峯ケーブル自動車が運営している。昭和4年より千本口(近鉄
吉野駅至近)から吉野山間が運行されていて、現存するなかでは日本
最古のロープウウェイです。
ログハウス
ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
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