赤膚焼研究会のあゆみ |
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2003年(平成15年)研究会の活動 @例 会 ◇ 第六回 2月1日(土) 『西大寺の大茶盛りと赤膚焼』と題して奈良市西大寺で実施した。 佐伯俊源氏(西大寺)『西大寺の大茶盛り』 村上泰昭氏『奉納の木白茶碗』 山川均氏『西大寺の考古学』の発表 宝物館で、天保7年に木白が奉納した5点の楽茶碗を見学 光明殿にて大茶盛りの体験 厳寒の中70名を越える参加者があった。 ◇ 第七回 5月31日(土) 大和郡山市民会館に於いて赤膚焼の先駆である中世土器を主題に。 稲垣晋也先生(奈良国立博物館名誉館員) 『私の大和の考古学の始まり』 山川均氏(大和郡山市教育委員会) 『文献史料に見る中世土器?大乗院寺社雑事記を中心に』 岡本智子氏(奈良大学大学院生) 『大和における土器生産について』 大和郡山市出土の土器、個人コレクター蔵の赤膚焼等展示 参加者 約40名 ◇ 第八回 9月6日(土) 奈良市依水園・寧楽美術館で赤膚焼と美しいお庭を拝見した。 列品解説 小野和子氏(寧楽美術館学芸員)『依水園とコレクション』 村上泰昭氏『赤膚焼と藪内』 参加者 約30名 A展覧会 二つの展覧会の企画、展示などに協力した。 ◇ 寧楽美術館『江戸時代の美』8月1日〜11月16日 赤膚焼を館蔵品、個人コレクション80余点展示される。 ◇ やまと郡山城ホール展示室 『近世こおりやまの美術品』10月6日〜11日 (主催大和郡山市教育委員会) 絵画、書のほか、赤膚焼は西大寺の大茶盛り茶碗や円融寺の 灰器などを含む38点。 11日に歴史フォーラムが行われた。 B調 査 西大寺の陶磁器調査 昭和30年代に出された奈良文化財研究所の報告を参考に、写真撮影、 採寸などを実施した。 7月2日、7月11日、9月12日 C赤膚焼研究会通信の発行 ◇ 第4号 (2月1日発行) 山内章 『膠絵画材と木白の彩色技法』 村上泰昭『木白の彩色作品』 小川一雅『木白の金箔彩色陶を技術から見る』 小川一雅『木白の技法を読む』 山川均 『赤膚焼研究会の目的とその歩み』 ◇ 第5号 (9月6日発行) 稲垣晋也『大和の中世土器研究の始末記』 岡本智子『大和の中世土器』 村上泰昭『名品紹介3郡山円融寺蔵赤楽・白土器灰器』 D参加 関西陶磁史研究会例会に参加し報告した。 3月16日 報告 村上泰昭「赤膚焼の歴史」 小川一雅「赤膚焼の製作技法」 岡本智子「西ノ京における中世の土器製作」 山川均「出土した赤膚焼」 世話人 村上泰昭、山川均、小川一雅
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