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吉野杉の割り箸「吉野杉箸」が出来るまで

1. 材料

材料は、「あく」を抜く為に3から4ヵ月天日に干します。それをしなければ、あくが出て黄色くなるからです。

2. 横引き

材料を無駄にしない為に9寸,8寸、7寸の3種類の長さに切り分けます。

  

3. 柾目引き

箸の厚さに板を揃えます。その時に、箸を割った際、真っすぐ割れるよう柾目にそって、3回切り返して引いています。(一膳どりまで無駄のないように引いています。)
また、0.8から0.9 mm の薄ノコで板が一枚でも多く取れるよう心がけています。

  

4. つける

引いた板を水に漬けてやわらかくします。

  

5. 削り

両面を奇麗に削る作業です。

  

6. 箸切り

奇麗になった板を、この機械で一膳ずつまわしながら切っていきます。
(目がにげていれば、目の通りに真っすぐになるよう方向を考えながら切っていきます。)

  

7. 乾燥

切った箸を、一日かけて乾燥させます。天日に干すと色が焼けるので、24時間かけて乾燥室の中でじっくり乾かします。

  

8. 選別

乾燥して出来上がった箸を色々な種類に分けて選別し、箱詰めして出荷しております。

  

「最後に」

私達は、「自然を愛する心」と「伝統を守り続ける心」を一人でも多くの人に伝えたいです。
お近くにお越しの際は、是非、工場見学にお立ち寄りください。