君と巡りあえて本当によかった
合唱団パンダ第25回定期演奏会
   〜夢よはばたけ
前日、病院で、恒例の八木さんと倉敷・大阪の皆さんによるミニコンサートが行われ、その後、八木さんとリハーサル・・・そして僕たちは、いかるがホールへ向かい、夜7時過ぎに舞台スタッフの方と「おはようございます!」(業界用語っぽい?)とあいさつを交わし、楽屋前に荷下ろしを行いました。舞台づくりが進んでいき、今回はプロジェクター2台を使用するということで、そのセッティング作業へと続いていきました。もう4回目のスタッフの方との呼吸は抜群で(先方はどう思っておられるか不明です(笑))、イメージを伝えるだけで、「それなら、こうやってみましょう!」とどんどんアイデアを出してくださいます。夜9時を過ぎて閉館時間ということで、前日準備が完了しました。
「明日、よろしくお願いします!」



そして、3月23日(日)朝8時30分、ホールに着いたら、待ちきれないように、団員の姿があちらから・・こちらから・・。何台かの車に乗せていた荷物を順に下ろしていきました。これも待ちきれず、ホールの方に無理矢理鍵を開けてもらっていざ入館です。
すると、10時集合の要員スタッフの方があちらから・・こちらから・・。ホールのホワイエの窓越しには、さらにあの人の顔、この人の顔が、ホールに車で、そして歩いて向かってこられます。どの顔も優しい笑顔がいっぱいで、これだけで十分な幸せをいただいたように感じました。それをさらに実感させてくれた朝の顔合わせ、そして舞台でのリハーサルが始まるにつれて、僕たちはもう、過ぎていく時間に寂しさを感じ始めていました。



それでも、リハーサルを終えて、開場を伝えにホールの入口に行くと、すでにたくさんの方がお待ちいただいているのを知って、早く幕を上げてパンダのみんなとお会いしたいと思い直しました。



いよいよ1時30分開演時間です。幕が上がるとほんとにおおぜいの方達が僕たちに会いに来てくださり、しかも温かい笑顔で迎えてくださっている・・僕たちの”夢”がそこにありました。本番中はほとんど覚えていない・・くらい、あっという間に時間が過ぎ、ふと気がつくと、最後の曲「See you again」を、たくさんの仲間そして会場の皆さんと唄っていました。曲が終わり、「ああ・・終わってしまった。」と感じたとき、思わぬ会場からのアンコールを頂戴し、合唱団パンダは「うたえいのちを」を唄い、ステージを終えました。


皆さんを見送り、幕がおりた後、まだ舞台にはたくさんの方が僕たちに会いに来てくださり、舞台上での解散式は八木さんの五本締めで締められました。
さらに、場所を会議室に移して”打ち上げパーティー”仲間の方達から、なお一層のパンダへの思いを頂戴して、まだまだ唄い続ける元気をもらって会館を出たのは夜7時頃だったように思います。



ホールの事務局へあいさつを済ませると、まだまだそこにいて話していたい気持と、もう立っていられないほどの疲れを感じて、合唱団パンダ第25回定期演奏会「夢よはばたけ 〜君と巡りあえて本当によかった〜」の一日が終わりました。


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