がんばる！ペーパードライバー を応援！！

 初めのご挨拶

運転免許は持っているけど、何年も、何十年も車の運転をすることなく、もっとも便利な身分証明書として運転免許証を活用している日々。
免許証を常に携帯していても、練習もしないである日突然公道で車を運転するのは・・・とても危険なペーパードライバー。

私もその一人！です。。。。でした。

ペーパードライバーが車の運転を再び始めようとするのは、それぞれに車を運転しなければならない必要に迫られて…の人も多いのではないでしょうか？例えば、
▲ 幼稚園・塾など子供の送り迎え。
▲ 介護・介助が必要な身内の移動手段のため。
▲ 交通の便が悪い住宅地に住居が変わった。
▲ 仕事で車の運転をしなければならなくなった。などなど

毎日、毎回（家族の送り迎えは、短距離の場合も多いのでは？）その都度タクシーを利用、というのも出来なくは無いですが、かなり不便！ならば、免許を持っていることだし、練習をして再び車を運転をしよう！と一大決心をした人も少なくないと思います。

既に免許は交付済み、練習の目的は「ドライビングテクニック」と「一般道や自動車専用道路を走ることへの慣れ」のためなので、初回から公道を走っても法的には何も問題はありません。
ただし、ハンドル操作、アクセルやブレーキを踏むタイミング、スピード感覚、周りの障害物との距離感覚など、運転に必要な感覚をほとんど忘れてしまっているので、いきなり交通量の多い一般道路を走ると、事故の確率はとても高くなります。
さらに、残念な事ですが２０代よりは３０代、４０代、５０代と年齢が上がるほど、瞬間能力や認知力など身体能力は衰えてきます。それを補うには経験を重ねるしかありません。

そんなペーパードライバーの心強い味方は再教習！ネットで検索すると各地にたくさんあります。個人（自営）や有限会社、株式会社、学校法人になっているところもペーパードライバー向けの教習をしています。

私は、某ドライビングスクールの出張教習にお世話になりました。必要に迫られての運転練習でしたから、利用頻度の多い道を練習コースにして、自分の車で教習していただけるのは、一大決心をしたペーパードライバーの私にとって好条件のシステムでした。
教官はベテランの方で、さすがに教習のプロ！始めから一般道を使った教習でしたが、不安はなく安心して走行練習ができました。そんな私とは対照的に、教官はある意味命がけです。公道を走るのですから、当然他の普通自動車やバイク、大型トラックなども走っています。

免許取得のためではないので、私の車には仮免許練習中の表示などはありません！

車体に教習中（練習中）とわかる目印を付けていない車両や、教習者所有の車両（簡易補助ブレーキのみ設置）を利用する場合、どんな運転経験の人が運転しているのか、他のドライバーには判別が出来ませんので、教習中（練習中）の車を避けて走行してくれる車はほとんどありません。

避けるどころか心無いドライバーだと、必要な車間距離を保って制限速度で走っている車に苛立つのか？煽り立てるように近づいたり、幅寄せしたり、ウインカーも点けずに急に割り込みしてくる車もあります。高速道路で中型・大型トラックにこれをやられると、体はもちろん頭の中まで硬直してしまいそうなぐらい怖いです。

経験豊富な教官は、慌てることなく横からハンドル操作、ブレーキ操作を補助して下さいますので、マナーの悪い車が嫌で怖くて体が硬くなっても、教官のおかげで事故にはなりません。ですが、教官は内心生きた心地がしないのではないかな？と思っていました。ブレーキとハンドルは補助操作することができても、アクセルを踏んでいるのは私（ペーパードライバー）なのです。
緊張しすぎて、頭の命令に手足の動きが連動しないこともあったりするのです（汗）

そして、そして、痛感したことが・・・若葉マークや紅葉マークのような、ドライバーの状況を知らせるマークが欲しい。あったらいいな〜ということでした。
マークを貼ったからといって安全は保証されませんが、周囲に注意を呼びかける事は出来ます。

私に限っていえることかもしれませんが、できれば運転はしたくなかった。しかし是が非にでもの必要に迫られてしまった。速いスピードや急なハンドル操作で、走り抜けていく運転技術よりも、下手でも一所懸命に努力して安全に走行したいのです。

下手な運転で迷惑に感じられることも多々あると思いますが、このマークを見かけられた時は、ベテランドライバーの方々にも、がんばる！ペーパードライバーを温かく見守っていただければ、心の中で応援していただければとても嬉しいです。全てのドライバー様へ、宜しくお願い申し上げます。

最後に、
このマークを通じて、ドライバーの皆様に安全運転のさらなる意識の向上が広がりますよう願っております。