「さいかち」
本校は、今年で152年目を迎える歴史と伝統をもつ学校です。
校区は、奈良盆地の南西にある御所市の北に位置し、西には葛城山、中央を葛城川が流れ、葛城山麓の丘陵地帯と葛城川によって東西に分かれた平坦部からなっています。古くは城下町として、浅田松堂が発明した御所がすり(大和がすり)の産地として栄え、当時を彷彿させる代官町、寺内町、神宮町、出屋敷、今城、魚の棚といった地名も残っています。
地域の人々は、秋に行われる「霜月祭」など町興しなどにも深く関わり、ボランティアによる「子ども見守りたい」や「おはなしの会」を結成されるなど、郷土を深く愛し、学校教育にもたいへん協力的です。
本校は、全校児童数260名、学級数14学級、教職員28名の学校です。
本校では、「笑顔あふれる学校~自ら学び、人や社会とつながり、未来を切り開く子どもの育成~」を教育目標とし、本校のシンボルである「さいかちの木」の「さいかち」になぞらえた
- 「さ」さえあい
- 助け合う子
- 「い」っしょうけんめい
- よく学び、よく働く子
- 「か」んしゃ
- 「ありがとう」と言える子
- 「ち」ゃれんじ
- 挑戦しやり抜く子
の育成をめざして日々取り組んでいます。
今年度は、国語を学ぶことが楽しいと実感できる子どもの育成をテーマに「話すこと・聞くこと」の領域を研究し、子どもが話すことや話し合うことが楽しいと実感し、そのためには聞くことって大切なんだと感じられる取組を進めていきます。
今後とも本校に対しまして、皆様方のご協力・ご支援をお願いいたします。
校長 高田 聡