写真で解説! 行者還岳登山ルート |
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小坪谷から見上げた行者還岳
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まずは、展望が魅力の、「大川口(おおこうぐち)」からの説明です。 |
9:00 |
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当館より車で20分、ダムを過ぎてしばらく進むと川が分かれて、道路は川を横断します。「大川口」です。車は橋の手前、左奥の林道に駐車スペースがあり、登山届のBOXもあります。ここは行者還岳、鉄山、バリゴヤの頭のちょうど中心にあたる場所で、不思議な空間でもあります。行者還岳へは緑色の揺れる吊り橋を渡ります。 |
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9:30
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吊り橋を渡れば、いきなり急坂、そして鉄塔跡の高台に出ます。鉄山、バリゴヤ稲村山上ヶ岳、そして目指す行者還岳も見えてきました! |
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10:20
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枠で囲った写真の谷のところは、少し下りが入ります。このルートと並行して、数年前まで鉄塔と送電線がありました。鉄塔跡は見晴らしがとてもいいです。弥山や奥駆道も確認出来ます。 |
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10:40
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行者還岳を見上げるようになれば、避難小屋が見えてきます。尾根に出ると東側(大台ケ原方面)が開けてきました。ここも鉄塔跡です。 |
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10:45
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11:00
出発 |
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行者還岳の麓に避難小屋があります。数年前に建て替えられて、トイレ、炊事場、ロフト付の部屋まであり、飲料水も湧水を小屋まで引いてあります。無人小屋ですし、清掃に来るのも大変な労力です。マナーは守ってほしいと思いました。 |
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次は「小坪谷」コースです。川のせせらぎが心地よいです。 |
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大川口が過ぎれば川はさらに清流感を深め、小坪谷の分岐に到着。車も数台駐車出来ます。目の前に行者還岳、秋には紅葉の彩りが周りを囲みます。そして写真の吊り橋は、熊野川最上流にある吊り橋です。 |
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9:00
出発 |
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この吊り橋周辺の魅力はとても素晴らしいです。眼下に見事なモミジの紅葉、振り返れば紅葉の山の間から「バリゴヤの頭」、そして橋を渡ったところに大きな桜の木(スギの手前の木です)! 春はさらにステキな場所に違いありません。 |
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9:15 |
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小坪谷の素晴らしい流れ!
しばらく谷と並行して歩きます。
この道は昔は上北山村への街道だったそうです。 |
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9:15
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山側はこんな感じです。どこを見ても感動です!
小坪谷を進むと左手に小さな谷が見えます。流れはほとんどありません。これから先は、この谷を上流目指して歩きます。 |
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9:15
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9:50
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景色を楽しみながら沢を登っていくと、黄色の案内板を発見。ここを右の尾根に曲がるのですが、直進のルートもとれますので下記にて紹介します。 |
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9:50
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10:20 |
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谷はだんだん幅が狭くなってきました。写真の沢の分岐は右側をとりました。 |
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10:20
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10:35 |
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沢がさらに幅を狭めて傾斜もきつくなってきました。すると、前方に奇妙な木があります。その対岸の崖との間を通り抜けました。するとこのあたりから道のそばにテープが巻かれていました。気付かないうちに、大川口からの登山道を歩いていたようです(枠の写真)。これで安心です。
さて、もう一度黄色の看板のところに戻り、本来のコースの説明をします。 |
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9:50
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10:25
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先ほどの看板から右を向けば、赤と黄色のテープの木があります。これを辿りながら、山の南斜面を巻きながら、天川辻を目指します。斜面を歩くこのルートは、道幅が狭く足元に注意が必要です。見上げると、木と木の間から行者還岳の山頂が望めます。 |
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10:25
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10:40: |
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さらに進むと幅10メートルのゴーロ斜面を横切ります。ゴーロは避難小屋あたりから永遠と下まで続いていました。ゴーロを横切れると、登山道はジグザグに高度を上げ、天川辻に到着です。天川辻には昔の街道らしくお地蔵さんがありました。 |
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最後は、行者還トンネル西口の登山口から、さらに山頂までのご案内です。 |
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ここは、トンネルの左手に見事な滝、右手には小坪谷の源流域が広がっています。
登山口は、写真の左のガードレールの先あたりから入っていきます。 |
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9:20
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9:50 |
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登山道に入って左手に、すぐに山からの別の道が見えます。これを入り、最初はロープのある急坂の連続です。急坂は15分くらい続きます。しかしこの道は春は花がたくさん咲いてますよ! |
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9:50
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この横向きの木(しなの木出合)がトンネル西口との分岐になります。ここからは、大峰縦走路の大峯奥駆道を北(吉野の方向)へ歩きます。そこからすぐのところの避難小屋は使い物になりません。 |
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写真左は「小名林道」、中は「天ケ瀬」への分岐です。誰か利用する人はいるのでしょうか… 春はバイケイソウの芽生えが、じゅうたんのようです。 |
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10:40 |
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気持ちのいいブナ林の尾根道が続きます。「しなのき出合」からは、ゆるやかなアップダウン。そしてようやく天川辻、避難小屋は、天川辻から5分ほどで到着です。 |
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10:40
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10:55 |
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避難小屋から先の奥駆道は、行者還岳の東側を巻いていきます。岩の裂け目に仏様がありました。沢山のお札も置かれてあります。階段を登り詰めると木と木の間から大普賢岳が見えます。。 |
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10:55
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11:00 |
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奥駆道が行者還岳を巻き終えた北側で、山頂への分岐に出会えます。山頂へは5分ほどです。途中、振り返れば大普賢岳が一望できました。しかし山頂は台地のようになっていて、樹木に覆われ視界がよくありません。景色を満喫するにはそれぞれの方向で移動が必要です。 |
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南側の絶壁の上から弥山を見る |
絶壁から眼下を見る(左下に小屋) |
西へ移動 バリゴヤの頭と稲村ヶ岳 |
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