銅販に点を刻みこみま、その点を削ったり磨いたりしてトーン(階調)を創り出す技法です。大変労力を要しますが細密な表現が出来ます。
多版多色技法で、基本となる色の分だけ数枚の原版をつくり摺り合わせたものです。色の重なりで新たな微妙な色を表現します。
黒など一版単色で摺ったもの。フランスでは黒一色のものを「manière noire」と呼びます。「ビロードのような黒」とも評され、黒の階調の美しさがメゾチントの真骨頂です。 私の作品ではブルーブラックで摺ったものもあります。