語り部コラム

語り部コラム

果無の石畳
熊野古道小辺路 果無の石畳

語り部活動で思うこと・・・。

神々の住む山。
世界で二番目、道としての世界遺産であり紀伊山地の霊場と参詣道の一つ。
高野山から本宮に通じる小辺路の中の果無峠越えの見所がお薦めです。
この道は、もともと生活道としておねすじに発展しており、在住している民家の庭を通り、要所要所に表情豊かな石仏が迎えてくれ、十津川の文化や生活の匂いがするコースです。
俗化されてなく、山、又山遥か見渡す限りの山々の頂にかかる霧、また反対に霧の中に浮き出た山の稜線、墨絵にでも在りそうな幻想的な雰囲気、これを見るとなるほど神々がすむ所と言われたことがうなずける。
ぜひ、この幻想的な雰囲気にひたり、日ごろの疲れを癒やしてみてはどうですか?

語り部 岡 保

Line

鼓動の会会長

十津川鼓動の会
会長 今西芳民
十津川鼓動の会は今年で7年目を迎えております。皆様の暖かいご支援をいただき、これまでたくさんの方との楽しい出会いを積み重ねさせて頂いております。その中には、歩くことを通じて自身を見つめられた方、急峻な歴史の坂道や美しい十津川村の自然に触れ、リフレッシュできたと、とても喜んで帰っていただいた方もおりました。世界遺産の道の語り部として、そのようなお手伝いをさせていただき、とてもうれしく思っております。
また、昨年10月私たちの活動が、過疎地域の自立活性化につながる事として、「過疎地域自立活性化優良事例表彰」を受けました。これからも、皆様に喜んでいただける語り部として努力し、この世界遺産を「慈しみ」「守り」「よりよい姿」で伝えて参りますので、皆様の一層のご支援をよろしくお願い致します。

 

小辺路