三諸は 人の守る山 本辺には あしび花咲き 末辺には 椿花咲く うらぐはし 山そ 泣く子守る山(万葉集巻13-3222)
奈良県桜井市、原生林に包まれた神奈備、三輪山。 その南となりに全山、椿でおおわれた山がある。 周辺は、万葉集で歌われた海石榴市(つばいち)であり、 古代の市が立ち、恋の花が咲いた歌垣の地でもある。 この故事にちなんで、50年前、 ひとりの篤志家が持ち山に椿を植え育て続けた。 いま、その花が咲き誇る。
椿山誕生のいきさつ、 海石榴市の故事、 椿の魅力を語る!
「海石榴市の椿守り」 上田重治郎著 (ブックハウス刊) 定価300円 お問い合わせはブックハウスへ
●交通 近鉄大阪線大和朝倉駅下車 北西方向に歩いて5分 ●2月から5月中頃まで公開 10時〜17時 入山料300円 ●椿の各種の苗をお分けします。 育成法もアドバイスします。 ●問い合わせ 桜井市桜井47 上田重治郎 07444-3-6441
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