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パッシングとは

上向きライトを点滅させて他の車に合図を送る操作のことです。前方の車に何かを伝える時に使うのですが、交通状況により合図の意味に違いがあります。

後ろの車がパッシングしながら近づいてきた時は、先に行かせて！道を譲って！など要求を伝えています。
よほど急ぐ理由があるか、速度が遅いことに苛ついているかなのでしょう。自分の安全のためにも、路肩のある所や２車線になっている所で追い越させてあげましょう。

右折待ちをしている時に、対向車がブレーキをかけて減速しながらパッシングしたり、信号待ちをしている対向車が、信号が青に変わった直後にパッシングした時は、お先にどうぞ！と言う意味です。
歩行者、自転車、バイクに十分注意しながら慌てないでゆっくり先に右折させてもらいましょう。先に通してくれた対向車への挨拶も忘れずにね。

右折待ちのとき、減速しないでパッシングしている対向車や後続車がいたら、そんなところに停止していたら邪魔〜！どいて！と怒っているようです。
対向車線にはみ出していたり、直進する後続車の進路を塞いでいるのかもしれません。車体の方向を直進車と同じ方向に向けるように、ハンドルを左に切りほんの少しだけ前進するとはみ出しがなくなります。
相手が怒る前に右折を始めるまでは、車体を走行車線と平行にして待つのがいいですね。

直進している時に対向車がパッシングした時は、自車に不備があったり、横断中の歩行者がいるなど、注意を促しています。
夜間の場合、ライトが上向きになっていたり、ライトのつけ忘れだったり。ごく稀に、トランクを閉め忘れている車を見ることがあります。