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自転車事故

公表されている平成１８年度の自転車事故総数のなんと８２．９％が自動車との事故です。
自転車の交通事故発生場所は、約７割以上が交差点または交差点付近で起こっています。
自転車対自動車との事故の場合、如何なる状況でも法的な過失が自動車側に科せられます。
それだけ危険なものを取り扱っている（運転している）責任を常に自覚していなければならないと言う事なのですが、事故が起きる原因を作った要因となると…はたしてどうでしょうか？
・ 前方不注意
・ わき見運転
・ 信号無視
・ 交差点での不停止
・ 飲酒運転
・ 夜間の無灯火
まるで自動車の違反項目のようですが、自転車側にも車と同じ過失要因が多々あるのです。
自転車＝歩行者ではありませんので、事故の状況によっては普通自転車の運転者も当然、道路交通法によって罰せられます。

交差点（交差点付近）での対策

自転車側に顕著な事故原因があっても、実際に事故が起きてしまった場合は、自動車側の前方不注意などの安全運転義務違反ということになってしまいます。
状況によっては、『納得できない！』こともあるでしょう。しかし、自転車の飛び出しや信号無視・わき見運転・並走などは予測できる事態だということなのでしょう。

不測の事態を回避するには・・・
●  交差点付近ではスピードを落とす。
●  信号のない横断歩道では停止線で必ず止まるまたは徐行する。
●  右左折の時横断歩道から８メートル以内に自転車、５メートル以内に歩行者を見つけたら自転車・歩行者が横断するのを待つ。
●  横断歩道のない交差点付近では徐行を徹底する。
上記は運転経験を重ね慣れてきた頃に忘れてしまうのか？
多くのドライバーが出来ていない交通ルールのように思います。
（※ 距離表示はペーパードライバーである私個人の見解です）

覚えておこう！

メンタル的なことになりますが、車を運転する時に覚えておいたほうがいいことがあります。
それは、「自転車は交通ルールを知らない！」です。
自転車に乗っている全ての人にあてはまるわけではありませんが、国が決めた交通ルールより自己の危険察知能力の方が優れていると思い込んでいる人が大多数です。
交通ルールを守らない彼らのルールは１つしかありません。
【自分が危険を感じるか？感じないか？】です。
この自己ルールに従って動いているようです。自分以外の者への危険は無視！というより彼らの頭の中に他者は存在していないに等しいのかもしれません。

交通ルールを無視して自己ルールで動いた自転車（歩行者）が自動車事故に遭い怪我をしました。 さて、

あなたは自転車（歩行者）の自業自得だと思いますか？


* 道路交通法により重い刑罰を科せられるのは、事故当該者のドライバーです。

参考資料：  自転車の安全利用の推進（警視庁）