メインはそれぞれのユニットのトップ2人が激突する、事実上の頂上決戦。前回タッグながらハヤトに初のピンフォールを 奪われたシュテインも「今日は大事な戦いダロ？勝つよ」と気合を入れていたが、四人衆の2人はシュテインを集中攻撃。 加賀の民事介入も空しく、マサムネのジャーマンでまさかの連敗を喫してしまった。
またも"失態"をやらかしたシュテインに、セコンドにいた嵐が詰め寄るとリング上は一時騒然。 シュテイン、アレックス、ミハイルと嵐、加賀がにらみ合うという、皮肉にも「日本人vsガイジン」という構図になってしまった。

ここでわざとらしく仲介に入ったのがマサムネ。「キミ達ケンカはいけないねぇ。ここはひとつ、シンプルかつ直接的に キミ達同士で戦ってみてはどうだろう。コブシで語り合う事も時には必要ダヨォ？」とマスク越しにも分かるようなニヤケ顔で GOG同門対決を提案。頭に血が上っている嵐は「望むところだよ。なんなら今やってやるぞ、3対2でもかまへんぞオラ！」と と即答。シュテインも「ボーイ、いい気なるなよ。オレの強さを思い知らせてやる。」とこれに応じてしまった。
策士4人にハメられたGOG。このまま決別の道を歩んでしまうのか･･･。

シュテインへのモヤモヤを抱えたまま、ハヤトとの同期対決に挑んだ嵐。
しかし、心の迷いがほころびを生むのか、序盤にエルボーへのカウンター気味に繰り出されたハヤトの 高角度喉輪落としで受身を失敗し、失神KOの憂き目に。助け起こそうとするシュテインやアレックスの手を払いのけ、 1人退場しようとする彼に救いの声を掛ける者がいた。

「おい嵐！そこで腐ってるくらいなら俺と組んで英連邦、獲らないか？」

ハヤトが英連邦タッグ挑戦のための合宿に参加する事（ONLニュース既報）をファンに報告すると、そのパートナーとして 嵐に呼びかけたのだ。 しばし呆然とする嵐だったが、「アホぬかせや！なんで俺がお前を組まないかんのじゃ！！俺が加賀の兄貴と 組んでるのはな、お前を倒すためでもあるんじゃ！！覚えとけカス！！」とライバル心剥き出しで言い返すとそのまま 控え室へと消えていった。ICBM各軍の勢力図に影響を与えかねない若手2人の次の動きから目が離せない

嵐　：　マジムカツクわ。よりによってなんであのデクに助けられんといかんのじゃ。

ハヤト　：　アイツと組めば英連邦を獲れる。そして何かが変わると思ったから誘った。
　あきらめませんよ。

セミのタッグ戦で、マサカドの高角度ペディグリー（リバースタイガードライバー）で快勝した四人衆が、ふたたび新城を 孤立させサンドバッグ状態で制裁を加えていると、またもフルフェイスの2人が乱入！前回とは違い息ピッタリの トータルイリミネーション、刈龍怒を華麗に決め四人衆を蹴散らした。
再び至福の時を邪魔された侍軍団は怒り心頭。「おい正規軍！おちょくるのもいい加減にしろよ！！一度ならず二度までも このタイミングで出てきたって事はテメェらの回しモンだろうが！！来週アイツらを連れて来い！」（ショーグン） と、またも観客席に当たり散らしながら退場していった。 これに対し嘉瀬は「知らん奴を連れて来いって、そんな無茶な。ワシらも知らんがな」と呆れ顔。
突如現れた謎のヘルメット2人組は一体何者なのか？ショーグン達の要求どおり三たび現れるのか？そして彼等の目的は？

「なあ、お仕置きって言うけどさ。俺達フツーにタッグマッチやってるだけじゃないのか？」
余計な事に渡が気づいてしまい、急遽ハンディキャップマッチに。
1人ずつじっくりお仕置きされましたとさ。
（ほとんど出番のなかったテリーは、「ギャラ泥棒だ」（社）と言われ第2試合にも出場）