▼北海道を旅する▼
車で旅する人向けに書いてます。
1 行程表に余裕を持とう。
北海道には見せ場がたくさんあります。
何気なく道を走っているだけで、本州には無いような景色がゴロゴロ転がっています。
そんなとき、ぎりぎりの予定を組めば途中の景色をパスしなければならないという事態が起こります。
そんなことにならないためにも・・・・余裕が必要です。
ま、自分で走る場合は50km/h-60km/hで時間計算すればいいと思います。
実際もっと速いですから。
札幌市内中心部は慢性的に渋滞しているので注意!
2 自分の限界を知ろう。
北海道は広いです。一日に300kmは平気で走ります。
で、問題なのが自分の体力。
どのくらい走れるのか、あらかじめ把握しておきましょう。
並のスピードで走っていないので、疲れは事故を生みます。
死亡事故が全国1位の場所なので、これ以上の死亡率上昇の貢献は困ります。
目安として普通の観光客?は1日250km〜350kmにとめておきましょう。
北海道依存症の方々はこの限りではありません。
MAKOTOは400kmぐらいを目安にしています(笑)
詳しくはこちらをご覧下さい⇒MAKOTO的行程表
3 警察のご厄介にならないように。
北海道の車はだいたい80km/hオーバーで走っています。
大都市間を結ぶ国道でこのスピードです。地方都市同士の三桁国道はすごいことになっています。
100km/hは当たり前で100km/hで走っていると抜かれることもあります。
もちろん捕まって当然のスピード。
町中に入って、制限速度が40km/hに落ちたときは要注意です。
自分の車の目の前に地元ナンバーがいない時は気を付けましょう。
(釧路で函館ナンバーを見ても、地元ではないです。
本州のように、『大阪』と『和泉』や『品川』と『多摩』のような距離と思っていると駄目です。
釧路-函館は550kmもあります)
4 キャンプをしよう。
北海道には整備されたキャンプ場がたくさんあります。
キャンプ場の利用料は、無料や一人200円、一張り500円ぐらいが多いようです。
宿泊費用を抑えるのにちょうどいいので、ばんばん利用しましょう。
寝るためだけにキャンプを人するは、最低限の装備で十分。
テント、アルミマット、寝袋、ランタン、各種虫除け、で大丈夫です。
あと海沿いや山沿いのキャンプ場が多いので、風が強いところがありますが、
ロープがあればテントの固定に使えます。
後の装備は個人の都合により。
携帯コンロ等で料理をするのも良いでしょう。スーパーの魚は新鮮、かつ安い。
僕は焼き肉用のコンロでアルミホイルひいてサンマ焼いてました(^^;)
5 長期旅行の問題点。
さて、北海道を長期間まわるとき、何が問題か?
答えは『お風呂』と『洗濯』
お風呂の方は、各地に日帰り入浴施設があるので大丈夫。
温泉施設なしの上、銭湯も少ない網走周辺がネックですが。
洗濯は・・・・自力で探しましょう(笑)
ライダーハウスにあったり、日帰り入浴施設にあったりします。
キャンプ場にもあるところがありますので、下調べしてから行きましょう。
自力で探すとき、タウンページが心強い味方になるのですが・・・・電話ボックスにある奴は
だいたい『銭湯』の部分と『コインランドリー』の部分が破られています。
考えることはみんな同じですね。
で、次の手段は、『警察に聞く』
不祥事等で信用がないですが、結構親切に教えてくれますよ。
6 宿の予約は自分で取ろう。
少しリッチに民宿や旅館を使う場合は、面倒でも自分で電話をかけて予約を取ろう。
旅行代理店で探すのは手っ取り早いが、よろしくない。
旅行代理店が宿泊費から手数料を取るため、旅館の儲けがその分減ってしまいます。
個人が直接電話をかけて予約を取った場合はその分丸儲けになるため、
ちょっとだけ待遇が良くなる場合が多いです。
例えば、夕食のメニューに一品増えてたりね(実際に函館の旅館でありました)
あくまで宿にもよりますが・・・・少しでも良い方が良いでしょ。同じ金額なんだし。
もっとも1泊12000円以上するようなホテルではこの限りではない(笑)
7 フェリーの予約は代理店で。
暇はあるが金は無いという人に重要な交通手段である、フェリー。
お盆を始め、夏休み期間は2等以外は満席になることが多い。
特にお盆は即日売り切れになるので注意が必要です。
で、それ以外の時期なのに売り切れだった場合・・・・旅行代理店に行きましょう。
大手の旅行代理店では、チケットを押さえているところが多いです。
だから、万一直接フェリー会社で取れなかった場合は、旅行代理店に行くと
手にはいる確率が少しだけ(あくまでも少しだけ)あります。
ただ、お盆の時期はあきらめた方が良いかも?
8 持ち物は?
地図や着替えはこの際おいといて・・・・
懐中電灯・・・・夜に出歩くととても星がとても綺麗です。
お腹の薬・・・・多分、アイスクリームを食べまくることになるので(笑)
パンク修理材・・・・街と街の間がとても長いのでもしもの時に備えて。
洗濯洗剤・・・・家にあるのをペットボトルに入れていきましょう。買うより安い!
暇つぶしグッズ・・・・長距離フェリーの必需品。30時間は長いよ。
古新聞・・・・いろいろ便利です。水気のものをおいたり、汚れ物を包んだり。
ゴミ袋・・・・汚れた着替えを入れたり、食べ物を保存したり。
殺虫剤・・・・テントや車に虫が結構入り込んできます。
寝袋・・・・車で寝る人も持っていると疲れがとれます。封筒タイプだと中で寝返りがうてるので。
キャンプをする人は、テント、寝袋、マット、ランタン、虫除けは最低要ります。
ロープを持っていくと重宝します。風が強い時にテントの固定に使えます。
9 向こうでは・・・・。
あと、ガソリンスタンドに注意してください。本州のような感覚だと困ったことになります。
大都市から外れると、営業時間が8時以降開店の18時閉店&日曜は休業日になってますので。
暗くなる前に必ずガソリンを満タンにしておきましょう。
10 地図は必需品。
現在ではナビゲーションシステムなる文明の利器がありますが・・・・・。
持ってない人はやはり必要です。
特に使い勝手が良いのが、ツーリングマップル。
昭文社の回し者じゃないんですけど、ライダーだけに使わせるのは勿体ない!
詳しくはこちらをご覧下さい⇒北海道の地図と本!
11 地図の縮尺。
北海道を初めて自分でプランニングして旅行するときに、最初に躓くのがこれ。
一度、北海道全土を本州や九州と比べてみましょう。
前述のように函館-釧路間は550km。これは大阪-東京の距離と同じです。
同じように札幌-函館、札幌-網走の距離を本州の都市に当てはめて考えてみて下さい。
東京、大阪から260km走るとどこに到達するか?
これを頭に入れた上でプランニングしましょう。
12 旅の時間。
せっかく北海道まで行ったんだから、思いっきり楽しみたい!って人は朝が狙い目。
北海道の朝は本州に比べて早いです。
特に夏は3時台に太陽が出てしまうほど。
で、明るいんですからコレを利用しない手はない。
さすがに3時起きで行動しろとはいいませんが、
車中泊やキャンプをしているなら6時には行動を開始するのがおすすめ。
朝はメジャーな観光地でも観光バスがいないのでとっても静か。
お土産屋さんやロープウェーなどの施設は動いていませんが、景色だけをみるなら十分です。
まるで自分のためだけに用意されたようと錯覚するぐらい(笑)
観光客でにぎわう美幌峠や宗谷岬でも十分に景色を堪能できます。
ただ、夏の道東南部の朝は霧が出やすいので注意が必要です。
13 MAKOTO的旅の技
地元のスーパーに入るのがおすすめ。
北海道のスーパーには本州では見かけない物も売っています。
たとえばザンギのタレや豚丼のタレ。
魚介類ももはや観光客専用と化してしまった市場で買うより安いです。
それと、市場で買った新鮮な魚介類を宅急便で家に送る人を見かけますが、
送ると冷凍されるで近所のスーパーと鮮度は変わりません(笑)
あちこちでソフトクリームやアイスクリームを食べるのも楽しいです。
やはり原料がとれるせいか美味しいです(^-^)
お土産を買う際は必ず裏面を見て製造者が記入されている物を買うこと。
ここが販売者になっているものは、製造が北海道外の可能性がありますので。
北海道のお土産なんだから、北海道で作られた物がいいからね。
携帯写真館北海道のお土産←携帯のカメラなので画像が小さく粗いです。
[実走北海道!][旅準備の参考index][][][][総合トップページ]