合唱団パンダ第21回定期演奏会
「夢よはばたけ」


平成16年3月28日(日)午後1時開演 於:奈良県文化会館国際ホール


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広がる空に浮かぶ雲
ふんわりのんびり そこにある

                    

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第21回定期演奏会企画概要

《テーマ「夢よはばたけ」》
 “伝えたい思いがあるから唄ってきた”“互いの夢を支え合って唄ってきた”これがパ ンダの唄の原点です。

今後、コンサート会場や運営スタイルが状況により変わっていったとしても、

みんなで育ててきた思い、命の証を、これからも変わることなく唄い続けていきたい。

大切な家族、友達と、これからも夢を育み共に生きていくことが、合唱団パンダの願いです。


《コンサート内容》
※ 発表曲の一部が変更になりました。(H16.2.26現在)

 友情出演  八木たかし ファニータウン
 
客員指揮者  西村圭也

   1部 (合唱)

1 ゆっくりゆっくり
2 詩の朗読「ありがとう」
3 ありがとう
4 夢それは明日
5 線香花火(ピアノ弾き語り)
6 季節
7 夜空の星
《西村先生を迎えて》
8 看護婦さんありがとう
9 母さんの子守唄
10 うたえいのちを

   ―10分間休憩―

2部 (友情出演、小編成、大合唱)

1 Friends(ファニータウン・オンステージ)
2 今 飛び立とう (ファニータウンとジョイント)
3 <会場といっしょに唄おう>「さくら」
4 八木たかし・オンステージ

<小編成>
5 あなたへの思い
6 詩の朗読「あなたの存在」
7 沈む夕陽と
8 ゆき
9 今夜のおかずはきんぴらごぼう
10 黒百合の詩
11 人間バンザイ
<合唱>
12 ぼくにもできそうだ

<大合唱> エンディング・フィナーレ
1 さくら
2 白い雲
3 See You Again

※ 曲目及び曲順は変更になる可能性があります。
(全編オリジナル発表曲)




ここを聴いてね!のコーナー
 発表曲の聴いてほしい所、伝えたい所を団員がPRします。


 「コンサートにむけて」は、合唱団パンダの団長から
 皆さまへのメッセージです。ぜひ、聴いて下さい。
 まずは、合唱曲の「夜空の星」「夢それは明日」です。
 「ありがとう」「季節」を追加しました。

 今回、朗読する詩2編をご紹介します。
 「ありがとう」「あなたの存在」です。
 いずれも、藤枝伸康くんの作詩です。

 次は、小編成からプロデュースした人にその気持を聞いて
 みました。
 まずは、「沈む夕陽と」
 今度は、新曲の「黒百合の詩」です。
 次は、「今夜のおかずはきんぴらごぼう」です。

 コンサートにむけて

 どうも団長です。コンサートに向けてのコメントをと
 頼まれましたので、ここに書きたいと思います。
 今回のコンサートは、奈良県文化会館国際ホール
 でするのが最後のコンサート、残念ではありますが
 この現実を受け入れながら練習をしている最中です。
 まあ、それはさておき、今個人的には、「沈む夕日と」
 のアカペラが、今回の不安要素(!?)です。
 どうしても音が下がるので、本番でどう出るかわかりません。
 そのときは開き直って歌うしかないのですが・・・・。
 練習を重ねればいけるかなとも、思いますが。
 ところでコンサートの中で歌われる、僕が作詞した新曲
 「白い雲」ですが、ラストの大合唱の唄のひとつに
 入っています。この「白い雲」は、前作「前へ」以来の
 会心の詩でもあるのです。(へえー)
 今更ながらこの詩を読むと「ふんわりのんびり」というところが
 いかにも自分の性格が出ている、「らしい」言い回し
 (単に表現力がないだけかも・・・。)だと思います。
 今回のコンサートは奈良県文化会館でやるのは最後のファイナル
 コンサートとなりますが、あとで後悔しないよう、精一杯やろうと
 思います。団員のみなさん難しい理想であるかも知れませんが心を
 ひとつに合わせて唄いましょう。そして、最後に文化会館の舞台に
 向かって、一言「ありがとうございました」とお礼を言いましょう。

 「夜空の星」の聴きどころ
  ささやかな願い、大きな願い、わたしの願い、ぼくらの
  願い・・・いろいろな願いが夜空の星になり、その輝き
  で世界を明るく照らせたら・・・そんな思いを歌に託し
  て伝えます。

  一番は「やさしく」、二番は「おだやかに」、三番は
  「あかるく」、四番は「力づよく」歌いたいと思います。

  歌っている間は会場が満天の星空になる予定。みなさん
  の願いを重ねながら、うっとりとしたひとときをお過ご
  しください。           (by Y.N)


 「夢それは明日」
  男らしく、力強い、スケールの大きな一曲です。
  重みのある一言一言を噛み締めながら練習しています。
  "必死に明日と戦って生きていく"決意を唄から感じ取っ
  ていただけたら・・と思います。  (by K.K)



 「ありがとう」
  このところコンサートではおなじみになってきている
  この曲。
  オープニングで、またはエンディングで、様々な演出で
  もって、その時  その時の表情で。
  今回は2曲目の出番。歌に入る枕で団員F君の詩が朗読
  される。
  「ありがとう 人に支えられ生きる僕にとって大切な
   言葉・・・」と綴られている。
  ありがとう・・・日常にありふれている言葉。
  でも、たった五文字のこ  の言葉は、人の喜び、
  悲しみ、苦しみの意味もすべて包み込んで存在している
  ような”一言”に思える。
  たすけられたり、癒されたり、人と人を結んでいるこの
  言葉。
  大切な人のことを想いながら心をこめて唄っていきたい。
  何度唄っても言葉の意味とともに奥深く、そしてシンプ
  ルな曲だけに、とくに歌詞のないハミングの部分の表現
  に今もなお、悩んでいるところ・・・。(by K.S)


 「季節」
  数年前、かねごん団長の初作品として、登場したこの曲。
  最初は、作曲者のUさんのギター伴奏でかねごん団長が
  ソロで唄いました。この時、かねごん団長のお父さんい
  わく、「息子を見直しましたわ  。」とのことでした。
  それから、遠く島根で、編曲された「季節」は、合唱団
  パンダのなくてはならない混声四部合唱曲としてみんな
  が最も唄いたい合唱曲No.1にも選ばれました。
  今回、イメージづくりを任された私は、あえて、季節の
  移り変わりの中から「春・夏・秋・冬が来て、また、
  春が来る。」というように”春”に焦点を絞ってみたい
  と思いました。
  三月二八日といえば、もう、春が来ているかも知れませ
  ん。そんな春の訪れへの喜びを唄いたいと思います。
                   (by S.S)



今回、朗読する詩2編をご紹介します。

 「ありがとう」作詩 藤枝 伸康

  ありがとう
  人に助けられて生きる僕にとって必要な言葉
  いつもありがとう 
  それで元気になる人がいると聞いた時
  僕はうれしくなる
  ありがとうであなたの笑顔が見れるのならば
  ありがとうでやって良かったと思われるのならば
  いつもありがとうを忘れずに行こうと僕は誓う

  ありがとう
  人に支えられ生きる僕にとって大切な言葉
  笑顔でありがとう 
  それで喜んでくれる人がいると聞いた時
  僕は幸せになる
  ありがとうであなたの笑顔が見れるのならば
  ありがとうでやって良かったと思われるのならば
  いつもありがとうを忘れずに進もうと僕は誓う

  ありがとう
  人に愛され生きる僕にとって素直な言葉
  ささいな事でありがとう 
  それでいやされる人がいると聞いた時
  僕は感動する
  ありがとうであなたの笑顔が見れるのならば
  ありがとうでやって良かったと思われるのならば
  いつもありがとうを忘れず生きると僕は誓う


 「あなたの存在」作詩 藤枝 伸康

  ありきたりな日常
  そう思った時 僕はあなたに出会った
  あなたに会うだけで心が安らいだ
  なにげない会話がうれしかった
  あなたは僕に生きる「目標」を教えてくれた
  あなたは僕にとってとても大切な存在
  だからいつまでも僕のそばにいて欲しい

  しょうもない日常
  そう思った時 僕はあなたを意識した
  あなたに会うだけで心がいやされた
  なにげない会話がうれしかった
  あなたは僕に生きる「希望」を知らせてくれた
  あなたは僕にとってかけがえのない存在
  だからいつまでも僕のそばにいて欲しい

  決められた日常
  そう思った時 僕はあなたに恋をした
  あなたに会うだけで心が満たされた
  なにげない会話がうれしかった
  あなたは僕に生きる「勇気」を与えてくれた
  あなたは僕にとってなくてはならない存在
  だからいつまでも僕のそばにいて欲しい
  僕のそばに・・・



 小編成からプロデュースした人にその気持を聞いて
 みました。
 まずは、「沈む夕陽と」
 今度は、新曲の「黒百合の詩」です。
 次は、「今夜のおかずはきんぴらごぼう」です。


 「沈む夕日と」
  この唄を唄う時、大切な仲間たちと過ごした語り尽くせ
  ない時間が昨日のことのように蘇ってきます。
  一つ一つの言葉や表情までもが鮮明に・・。
  その時間は決して戻ることはないけれど、今の私の原動
  力だと感じます。
  今回はアカペラでちょっと不安もありますが、この唄の
  持つあたたかさと前向きなパワーを伝えられるように
  頑張ります!           (by K.K)


 黒百合の詩」の背景     

   パンダ合唱団には、みんなに聞いてもらいたい、また歌ってほしい多くの
   すばらしい詩や歌があります。その中で今回のコンサートで「黒百合の詩
  (うた)」を採用していただいて大変光栄に思っています。詩は西田ですが
   作曲は山梨の西甲府病院で指導員をしながらバンドをしている友人の仲間
   が作ってくださいました。

  高山には高山植物が生えています。皆様の中にも高い山に登られるか、植
   物図鑑などでコマクサやチングルマなど目にされたことがあるかと思いま
   す。現在の高山植物の基礎を作ったのは
1万年ほど前の氷河期のようです。
   高山植物は氷河期の終わりに寒くてやせた山の上に取り残され植物で、残
   遺植物などと呼ばれています。黒百合は
10から20cmの草丈で、北海道から
   本州の1000m以上の亜高山帯から高山帯に自生します。暗褐色か黒紫
   に近い花びらで黄色の斑点があります。アイヌでは「アンラコロ」と呼ば
   れ伝説のある花です。

  今年8月に乗鞍岳に母を連れて出かけました。母は73歳ですが、年前
   に胃がんの手術をして、それ以来、食事形態も大きく変わり、元来のよう
   な元気さを失い、精神的にも身体的に弱ってきたなという感じをうけてい
   ました。何か気分転換によいものはないかと思案し高い山に登れば、気分
   が爽快になるかもしれないと考えました。もともと私は登山が好きでこれ
   まで剣山、槍ヶ岳をはじめ
3000m級の山をいくつも登っていましたが、体
   の弱い母を連れて行くのはいささか心配もありました。それでもじっとし
   ているよりは動いたほうがよいという気持ちが先行しました。駐車場につ
   き山頂近くを歩いていくとうつむき加減に私のほうをじっと見つめる一本
   に黒百合と目があいました。

  その黒百合の寂しげな表情の中に、筋ジストロフィー症と闘っている患者
   さんに対する感情、母の病気回復への願い、そしてつらい気持ちなったと
   きのいたわりの感情などが重なり言葉がでてきました。今このときの命を
   大事に大切にしたいという気持ちを黒百合の花に託して表現したつもりで
   す。
                                  (by T.N)  



 「今夜のおかずはきんぴらごぼう」
  合唱団パンダの魅力は何といってもみんなの気持が
  そこに集うことにあります。最近はなかなか多くの
  人数が集まって唄うことも難しくなっていますが、
  それでも、自分達が創った唄達を、みんなの声を合
  わせて唄うことで、久しぶりに出会った顔とも心の
  語らいが通じ合う・・そんな家族のような仲間です。
                 (by S.S)


<< 開 催 要 項 >>

合唱団パンダ第21回定期演奏会「夢よはばたけ」

 趣  旨 仲間と語り合い、共に築きあげてきた日々の中、生まれてきた歌は、私達の
       命の証。歌を通して、社会のより多くの人々と生きる喜びをわかちあいたい。

日  時 平成16年3月28日(日)開場12時 開演13時

 場  所 奈良県文化会館国際ホ−ル

 入場無料(ただし、要入場整理券)

 内  容 全編、合唱団パンダオリジナルによる合唱

 主  催 合唱団パンダ

 協力団体 奈良県立七条養護学校、社団法人日本筋ジストロフィ−協会奈良支部

 後援団体 奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、
             奈良県社会福祉協議会、奈良市社会福祉協議会、NHK奈良放送局

 入場整理券申し込み及び問い合わせ先 
   TEL 090−5460−3010(阪口まで)
  E−mail panda@atlas.plala.or.jp
  URL http://www3.justnet.ne.jp/^ssinji
場所:奈良県文化会館国際ホ−ル
 入場無料(要整理券)

「唄うことは生きること」仲間の生き様、生きる喜び、命の輝きを唄いたい。
  合唱団パンダで生まれた140曲もの創作曲には、自然、命、愛、友情・・・
  様々なテ−マが生き様となって描かれている。唄に込められた作者の思い、
  作者が日常、見たもの聞いたもの感じたものが体の中でかみくだかれて、
  それらが全て、何らかの「力」と化していく。その唄を聴いて、又、仲間の
  生きる姿にふれ、勇気づけられたり、涙を流したり、私達は数多くの唄に
  支えられ生きてきた。唄に込められた「力」、唄から与えられる「力」、
  そこから何かを生み出す「力」は無限大である。仲間と共に築きあげてきた
  日々の中で生まれてきた唄達を大切に、みんなで唄っていくことで、又、
  新たな命の輝きを見つけていきたい。

           
第19回で演じた「海・・空・・風・・生きる力にかわるとき」のシナリオを公開します

合唱団パンダの歩み

オリジナル曲の紹介(全146曲の曲名紹介)


合唱団パンダからのお知らせ


リンク集「合唱団パンダと愉快な仲間たち」


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