平成7年の国勢調査により産業別就業人口の構成比をみると、第1次産業が5.3%、第2次産業が36.3%、第3次産業が58.3%となっており、県全体の構成比との比較でみると第2次産業の構成比がやや高く、その分第3次産業の割合が低くなっている。(高取町ではロードサイド店等の進出も少なく、第3次産業の成長がやや遅れている。)
また、総務省の「事業所・企業統計調査報告」をみると、事業所数は平成8年の518所から、平成11年には456所と3年間で12%減少している。従業員数でみてみると、平成8年の3,534人から平成11年には2,496人と3年間で29.4%減少している。人口の減少スピード以上に従業者数が減少していることは、若年層を中心に就職先を求めて大阪等への流出が増加していると考えられる。
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