車の運転を再開する理由は色々あるけどドキドキ運転!!なのは、みんな同じそんなドライバーさんのお役に立ちたい。
お正月にきもの姿の女性はあまり見かけなくなりましたが、成人式に振袖を着る女性は圧倒的に多いようです。振袖は未婚女性の第一礼装です。既婚者は留袖が第一礼装です。和装が非日常着になってしまった現代では、既婚者でも成人式には振袖を着て出席される方がほとんどです。※ 第一礼装とは、一番格式の高い服装の事です。 多くの方が成人式に着ている振袖は、大振袖または中振袖です。その違いは振りの長さ。大振袖は、くるぶしからかかとの間までの長さがあり、着物の着丈とほぼ同じ長さです。中振袖はやや短めで、ふくらはぎとくるぶしの間ぐらいの長さになります。 いずれにしても着慣れていない女性には、この振袖が扱い難そう。振りが長いということを忘れてしまうのかな?階段では、長い振りの袂(たもと)で掃除をしながら上っていたり風が強いと袖の振りをはためかせ、建物の壁や塀などいろんなものを拭きながら歩いているし・・・(苦笑) 車に乗り込むときには、振りを踏んだり、豪華に結んだ帯が型崩れしたり、結い上げた髪を車の縁にぶつけたり・・・乗り込んだと思っても閉めたドアからヒラヒラ、パタパタ振りを出したまま走り去るぅ〜(汗) 実にいろいろな方がいらっしゃいます。朝に着付けた着物が1〜2時間後には既に着崩れしている方もチラホラ。美容師目線で言うと、何とも悲惨でお気の毒な晴れ姿・・・(泣) そこで、着崩れを防ぐ車の乗り方をお教えします。(参考にしていただければ嬉しい)
着崩れを防ぐ車の乗り方 振袖を着て車に乗る時のポイントは4つ ●左右の振りを合わせて片手で持つ。 ●セダンなどの車高の低い車はお尻から乗る。 ●帯結びの厚みを考慮して浅く座る。 ●座席に腰を下ろしてから頭を上げる。
上手に乗り込むためには車内のスペース確保も大切です。助手席に座るのなら予め背もたれを少し倒して、座席も普段より後ろに引いておきましょう。後部座席に座るのなら、助手席の座席を普段より前の位置にあわせておきましょう。運転席をずらしてしまうと運転し難くなりますので運転席の後ろには座らない方がいいと思います。 ワンボックスのように車内を中腰で動ける車は両袖を合わせて片手で持ち、頭から乗り込みうつむき加減のまま座席に浅く腰掛けてから顔を上げましょう。ヘアースタイルにもよりますが、振袖の場合は着物の豪華さとバランスをとるために少し大きめに髪を結い上げることが多いのです。袖は膝の上に重ねてくださいね。車から降りる時も必ず両袖を片手で持ちましょう。 セダンタイプの車内を中腰で動けない車はお尻→頭→足の順番で乗り込みます。 両袖を合わせて片手で持ったら、後ろを向いてうつむき加減で座席に腰掛けて袖を膝に抱えたまま頭を車内に入れた後で前を向きながら足を引き入れます。 降りる時も袖を片手に合わせ持ちます。頭から出るようにうつむき加減で両足を地面につけてから、降ります。片足で降りようとすると帯が車の枠にぶつかることがありますのでご注意を。 振袖を着たら、椅子に座るなどの立ち屈みや階段を上る時は必ず袖を持ちましょう。