南あわじ市での新市誕生運用
淡路島で新市移動運用をしてきました。この日誕生したばかりの南あわじ市です。南あわじ市の誕生で、消滅した三原郡で運用したときに、近くを通った、大日ダム湖畔の駐車場に陣取りました。 山に囲まれている場所でしたが、7MHz以下での運用では気になりません。夜間に足下が平らで、撤収時に安全です。 夜間も運用しようと考えていたので、昼間は使うことのあまりない3バンドギボシ切り替えアンテナを使いました。
運用開始直後は、ノイズや混信もなく穏やかな受信音でした。 5QSOを終えた頃からパイルアップになり始めました。 ヘッドホンからは、多くの信号が重なり合って、なんだかわからない音が出ていました。 あまりの凄さに、混乱してしまいました。 そのうち、パイルアップに慣れてきて、慌てず運用出来る様になってきました。 ハイペースのQSOを心掛け、コールサインや運用地送出を3〜5QSO毎に抑えました。 相手も、自分が呼ばれているとわからない様で、相手コールを繰り返して呼び返すようにしました。
パイルアップに混乱
パイルアップは、そのうち落ち着いてくると思っていましたが、お昼を過ぎても全く収まりませんでした。 昼食をとることが出来ずに困っていましたが、少しパイルが弱くなり始めた時を見計らって、CWに移る事にしました。パンをかじりながら運用を始めましたが、開始直後からSSB同様にパイルアップになりました。 食べながら運用する余裕はなく、のめり込んでしまいました。 RITで少し上に受信周波数をずらして聞きました。 パイルが大きくて、知らないうちにずいぶん上にずらしていました。
パイルが萎みはじめると、信号の弱い局を意識して受信する様にしました。 そういうときに「？」と、無闇に打たれてしまい、交信機会を何度か失いました。 「？」で、運用がいやになり、SSBに戻る事にしました。同時に、遅い昼食をとることもできました。
SSBで運用を終えた後、昼寝をしようかとも思いましたが、3.5MHzCWの運用をはじめました。 辺りはまだ明るく、呼んでもらえるか心配でした。 このバンドも開始直後からパイルアップになりました。
どのバンドでもたくさんQSO
帰宅時刻の事もあり、運用は21時までと考えていたので、早い時間の3.5MHzで、たくさん呼んで貰えてありがたかったです。 運用し慣れたバンドのため、はじめのうちは気持ちに余裕がありました。夜食やたばこを片手に気楽に運用しました。 それでも、パイルアップが大きくなると、だんだん余裕が無くなってきました。 普段CW送出スピードは、ZLOGで20wpmにしていますが、少し早めの22wpmで運用しました。送出電文も必要最小限にして運用しました。パイルが萎んできた頃、3.5MHzSSBに移り、CWでQSOして頂いた方を中心に、短時間運用を行いました。
3.5MHz運用後、発電機とその付随する電源ケーブルを仕舞い、バッテリー電源システムにつなぎ替えて、1.9MHz運用をしました。 短時間運用になると思っていたので、バッテリー残量を気にせず、50Wフルパワーで運用しました。 待っていてくれてたかのように、どっと呼んでもらいました。 3.5MHz程のパイルアップにならず、落ち着いて運用することが出来ました。 21時の運用終了まで、バッテリーは、電圧低下することなく保ちました。
終了後、V/UHFで運用しようと考えていましたが、運用しすぎで疲れ切っていたので、まっすぐ帰路につきました。
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