がんばる！ペーパードライバー を応援！！

ペーパードライバー編

ペーパードライバーの運転上達の近道はエコドライブの実践です！
一通り文字での確認が終わったら、エコドライブのドライビングテクニックで楽しい運転をはじめましょう。 エコドライブが身につく頃には、ペーパードライバー卒業のサイン！かも？

乗車前の準備

●道路交通情報の活用（運転前）
「出かける前に計画・準備をしましょう」
１時間のドライブで、道に迷って１０分余計に走行すると14％程度の燃費悪化に相当します。
道に迷うことで焦った気分になり、道を探す事に注意力が注がれてしまい運転にも支障をきたします。ペーパードライバーの安全運転には動揺と焦りは禁物なのです。

●タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧が適正値より50kPa(0.5kg/c�u)不足している場合、転がり抵抗が増え市街地で2％程度、郊外で4％程度、それぞれ燃費が悪化します。また、空気圧が不足しているとブレーキを踏んだ時に制動距離が長くなり危険が伴います。定期的な点検をしましょう。

●不要な荷物は積まずに走行
100kgの不要な荷物を載せて走ると、3％程度燃費が悪化します。その日に使わない荷物などは載せないほうが良いですね。
また、車の屋根の上に使わないキャリーなどがついていると、自動車の空気抵抗が大きくなり燃費は悪くなります。不要な装備ははずしましょう。

運転中

●エンジンをかけたらすぐに出発
現在販売されているガソリン乗用車においては暖機不要です。寒冷地など特別な状況を除き、走りながら暖めるウォームアップ走行で充分です。５分間暖機すると160cc程度の燃料を浪費します。

●発進のときにアクセルを踏み込まない
ふんわりアクセル「ｅスタート」
ゆるゆるとしたスタートでいいのです。短距離競争しているわけじゃあるまいし、スタートダッシュで一番になったところでタイムを計っている人などいないので誰も認めてくれません。
右折の時も焦る必要はないのです。ふんわりアクセルを踏んでゆるやかに加速しましょう。自分の安全のためにも、ｅスタート（徐行）で曲がれるタイミングになるまで待ちましょう。

●走行中に急な加速をしない
一般道で交通量が少なくなってきた時に、急加速して制限速度２０キロ以上もオーバーしたままで前の車に追いつこうとしている車、見たことはありませんか？
そんなに急がなくても道が消える事はないのに・・・
交通量は多いけど順調に流れている道で、割り込みのために急加速をしている車いますよね。
急加速をしても割り込めるとは限らないので、急加速したぶん急ブレーキを踏んでいる車も・・・ガソリンの無駄遣いですよね！

●一定速度を保って走るようにする
定速で走ることで燃費向上に繋がります。交通状況によって速度は変わりますが、例えば片側２車線、制限速度５０キロの都市部の道路で１５キロオーバーで流れている場合、５０キロ〜６０キロの間で自分なりに速度を決めて、その速度をキープしながら走ります。周囲の流れより少し遅いのですが邪魔にはなりません。周りに合わせて加減速する回数が減り、自分のペースで運転できるので疲れにくく、走行速度が安定するので同乗者も乗り心地が良いようです。目標の速度よりスピードが上がってきたらアクセルオフで調節してくださいね。

●適切な車間距離を保ち急な減速をしない
車間距離が短いと前車のブレーキランプがついたら慌ててブレーキを踏むことになります。
渋滞していない道路などでは、十分な車間距離があればアクセルから足を外して、車間が少しつまってからブレーキペダルを踏んでも間に合います。ゆっくりした減速になるので、同乗者のストレス軽減になりますし、一定速度以上の状態からアクセルペダルから足を離すことでガソリンの節約になります。

●エアコンの使用を控えめに
真夏の炎天下に長時間駐車していると車内は灼熱地獄になりますが、同乗者が重ね着やひざ掛けが必要になるほど冷やし続ける必要はないですよね。外気温25℃の時に、エアコンを使用すると、12％程度燃費が悪化します。

●アイドリングストップ
家族の送り迎え、ちょっとコンビニ、ちょっと自販機などで、エンジンを切らずに駐停車している車を見かけることがよくありませんか？３分の待ち時間があるのならエンジンを切りましょう。１０分の駐停車時間があるなら駐車場に入れてエンジンを切って待つ、または車から降りましょう。１０分間のアイドリング（ニュートラルレンジ、エアコンOFFの場合）で、130cc程度の燃料を浪費します。

信号待ちでアイドリングストップを呼びかけている場合もありますが、初心者やペーパードライバーにはお勧めしません。信号待ちでエンジンを切る余裕はないと思うので…フットブレーキをしっかり踏んで信号が変わるのを待ちましょう。

●道路交通情報の活用（走行中）
「渋滞や道路障害等の情報をチェックしましょう。」
カーナビやカーラジオ等で道路交通情報をチェックして、渋滞を避ければ燃料と時間の節約になります。
カーナビ＆ビーコン受信機でVICS情報（5分毎の更新、情報料無料）を活用するのも渋滞回避にはお勧めです。

●駐車場所に注意
違法駐車車両は、車線変更を余儀なくされたり、渋滞を引き起こすことで、他の車に余分な排出ガスを出させる原因となりとても迷惑です。
アイドリングストップを実行していても「エコドライブ実施中」のステッカーを貼っていても、何のためのエコドライブなんだろう？
他車のエコドライブを邪魔していたらエコドライブにならないですよね。

≪ 参考 ≫
上記１２項目のうち、走行時の主な行為についてエコドライブを実施すると、15％程度燃費が改善することとなります。例えば、燃費が10（km／L）の車の場合、エコドライブをすることにより11.5（km／L）になります。これは、ガソリン代が140（円／L）とすると、１リットルあたり約18円得をする、すなわち、１リットルあたり122円で給油したことと同じことになります。