死夢羅博士
(死神、ルシフェル メフィストフェレス) 

 麗夢最大の敵。美少女の血を何よりも好む典型的マッドサイエンティストとして登場し、「フロイト城〜」では正体である悪魔の総帥として麗夢に立ちはだかりました。
 「フロイト城〜」で告白したところによると、麗夢と同じくドリームガーディアンの一人だったのが人間の愚かさに愛想を尽かし、悪の道に墜ちたとか。聖書の語るルシフェルとは少し出自が違うようですね。それでも、その名前はまさに恐怖の権化、絶対悪の結晶、闇の支配者とも言うべき敵役で、今となってはもう色あせた感のある1999年の恐怖の大王であり、夢を舞台にしたハルマゲドンの一方の主役のようです。「惨夢 甦る死神博士」ではもっぱら自分の手で残虐行為を重ねていましたが、「フロイト城〜」では、ファウストとなりうる人材を求め、間接的に地獄を演出するようになっていました。
 ご本人は無茶苦茶に強いわけではなく、「夢サーカス〜」では、夢見の太刀の持つ「宇宙からのエネルギー」には手を出すこともかなわず、「フロイト城〜」では覚醒した人造人間ジュリアンに捕まって身動きがとれなくなっていたりしてました。
 愛用の武器は、自在に伸縮する鎖で繋がった3節棍の様にもなる大鎌です。ムック1の設定資料によるとこれは「便利なステッキ」だそうで、十徳ナイフのように色々な機能を持っているわけです。
 武器はほかにも、麗夢のまとうレム睡眠波動をノンレム睡眠波動に変換するパラボラの機械とか(原子熱線砲かマーカライトファープかメーサー殺獣車みたいな奴、と言っても若い人には判らないだろうな)携帯型のミサイル、靴のつま先に仕込んだ鋭いナイフ、「フロイト城〜」では巨大ロボットを繰り出しており、そういった機械類も結構好きみたいですね。

キャラクター紹介