懺悔式(さんげしき)について

 私(住職)は、行(ぎょう)中に「私は懺悔しているな」と気づいたことがあります。 行には、懺悔の徳目があると気づいたわけです。

 懺悔には、自己の力ではどうすることもできない宿業(しゅくごう)や罪悪を感じる心があります。 現代の多くの日本人は、懺悔の心を失っており、そのため罪悪感をもつこともなく、日々 悪業(あくごう)をつくって結果として苦悩しているように思えます。
 懺悔によって過去の罪障は浄化されます。心の底から自らの行為を悔い、新たな気持となって 生活することが大切です。

 観音寺では、毎年五月末に懺悔式を修しております。毎年の実施日及び入堂時間のご案内は当ホームページ・ニュースをご覧ください。