●現地説明会リポートは遺跡発掘現地説明会の報告を兼ねています。
No
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タイトル
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概要
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エリア
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時代
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UP
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074 |
無垢の木の家とセイタカアワダチソウ―幸田文の斑鳩 |
法輪寺三重塔の再建のため斑鳩に住んだ幸田文が当時の斑鳩の風景を語る。 |
奈良県斑鳩町 |
昭和 |
’14/3/22 |
073 |
朱雀門に次ぐ興福寺南大門 |
朱雀門に次ぐ規模を誇った興福寺南大門は6回再建され、創建時の柱位置の上に繰り返し建てられた。現説 |
奈良県奈良市 |
奈良時代〜現代 |
'09/10/10 |
072 |
隆福院から霊山寺へ |
行基創建の隆福院だとされる追分廃寺。その近くには行基創建を伝承する古刹、霊山寺がある。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代〜鎌倉時代 |
'09/8/20 |
071 |
大御輪寺の滅亡 |
大御輪寺は大神神社神宮寺として奈良時代以来の歴史を持つが、神仏分離令により寺宝は離散した。 |
奈良県桜井市 |
奈良時代〜明治時代 |
'09/2/28 |
070 |
新薬師寺金堂跡の階段 |
調査の進展により、新薬師寺金堂は間口13間59m、階段幅52mになることがわかった。現説 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'08/12/6 |
069 |
新薬師寺七仏薬師堂跡 |
創建新薬師寺の金堂跡が出土。間口11間、50mを超える規模は東大寺大仏殿につぐ。現説 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'08/11/12 |
068 |
本薬師寺の心礎 |
新説検証! 本薬師寺西塔の舎利は心礎ごと平城薬師寺に運ばれたが、建物は移されなかった。 |
奈良県橿原市 |
奈良時代 |
'08/10/15 |
067 |
日吉館の記憶 |
奈良の名物旅館、日吉館は多くの学者や文化人から愛された。奈良が一番輝いた時代の遺産の保存を! |
奈良県奈良市 |
近代 |
'08/9/15 |
066 |
三輪山祭祀の謎 |
大物主神の祟りは、太田田根子の登場によって鎮まる。その背景には王朝の交代が隠されている。 |
奈良県桜井市 |
古墳時代 |
'08/3/29 |
065 |
彷徨う轟(とどろき)橋 |
奈良八景の「轟橋」は果たして橋なのか、樋口の蓋なのか。すでに江戸時代から議論がある。 |
奈良県奈良市 |
室町時代 |
'07/11/5 |
064 |
南都随一を謳われた旧大乗院庭園 |
旧大乗院庭園の復元整備が進む。江戸時代後期の奈良奉行が見た庭園の記録が残る。 |
奈良県奈良市 |
江戸時代 |
'07/3/1 |
063 |
春日烽と飛火野伝説 |
奈良公園飛火野は春日烽の旧跡とされるが、後世の歌枕の成立に伴った虚構である。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/12/12 |
062 |
明日香の神奈備 |
明日香の神奈備は雷丘とされてきたが、浄御原宮が確定した現在、橘寺南東のミハ山が有力となった。 |
奈良県明日香村 |
7世紀 |
'06/11/21 |
061 |
古代の盛り場、海石榴市 |
海石榴市は400年にわたって王宮近くに所在する、古代最大の盛り場として歴史の舞台になった。 |
奈良県桜井市 |
6世紀 |
'06/11/7 |
060 |
東大寺西塔の復元 |
高さ100mと言われる東大寺七重塔。最新の情報を元に西塔を復元する。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/10/2 |
059 |
興福寺南円堂 |
庶民的な信仰の場である南円堂だが、その創建をめぐって藤原氏北家のドラマを秘める。 |
奈良県奈良市 |
平安時代 |
'06/9/16 |
058 |
興福寺西金堂 |
天平の阿修羅像は西金堂に安置されていた。薪能の起源は西金堂の修二会にさかのぼれる。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/9/2 |
057 |
平城京左京3条2坊宮跡庭園 |
東山を背景に清浄な水を湛えた庭園は、梨原宮であった可能性がある。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/8/12 |
056 |
平城宮東院庭園の変遷 |
日本庭園の原型と評価される東院庭園は、奈良時代を通して改修を繰り返した。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/7/21 |
055 |
率川神社の三枝祭 |
大宝令に載る最古の祭、三枝祭の起源は『古事記』の神武=三輪伝説までさかのぼれる。 |
奈良県奈良市 |
神話時代 |
'06/7/5 |
054 |
破石伝説、吉備塚、鏡神社、頭塔 |
阿倍氏、藤原氏、吉備氏の境界を表示するという伝説を持つ破石に陰陽師の暗躍が浮かぶ。 |
奈良県奈良市 |
江戸時代 |
'06/6/18 |
053 |
猿沢池の釆女と龍神伝説 |
興福寺南大門の南にある猿沢池、奈良八景の名勝は伝説に彩られた春日信仰の聖地である。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/6/1 |
052 |
宇奈太理の森 |
平城宮東院跡の宇奈太理坐高御魂神社、古市町今木荘の兎足社、ふたつのウナタリの関係は? |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/4/15
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051 |
平城京羅城と十条大路 |
平城京には東西1km、掘立柱塀の羅城が建造され、十条大路もあったことがほぼ確実となった。現説 |
奈良県大和郡山市 |
奈良時代 |
'06/3/31
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050 |
都祁の氷室 |
福住氷室社の周辺には氷室状大型穴が多数分布。『日本書紀』にも登場する天然氷の大産地である。 |
奈良県天理市 |
奈良時代 |
'06/3/18
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049 |
七体七仏薬師の壮観、新薬師寺 |
聖武天皇の病平癒を祈願して創建された新薬師寺は、9間仏堂に7体の薬師を祀る壮大な伽藍だった。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/3/3
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048 |
春日奥山の香山堂 |
『東大寺山堺四至図』に描かれた香山堂、春日山中に建立された奈良時代の寺院の謎に迫る。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'06/2/15
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047 |
若草山山焼きの起源 |
春を呼ぶ古都の風物詩「山焼き」は、興福寺と東大寺の宿命の争いの副産物である。 |
奈良県奈良市 |
江戸時代 |
'06/1/30 |
046 |
高さ70mもあった大安寺西塔 |
国家第一の寺院として南大寺とも呼ばれた大安寺にふさわしく、巨大な西塔跡が明らかになった。現説 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
’06/1/10 |
045 |
春日若宮おん祭の歴史 |
興福寺が大和一国の覇権を意図して創始したおん祭。覇権者は交代してもこの性格は今に継承される。 |
奈良県奈良市 |
平安時代〜現代 |
'05/12/24 |
044 |
平成の甍いただく唐招提寺金堂 |
2009年の完成を目指して解体修理中の金堂、補強部材を新たに入れ、鮪も新調される。見学会リポート |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'05/12/10 |
043 |
甘樫丘の入鹿邸 |
蘇我入鹿の邸宅跡かもしれない甘樫丘東麓の遺跡から掘立柱建物跡が出土した。現説リポート |
奈良県明日香村 |
飛鳥時代 |
'05/11/25 |
042 |
長岡宮の楼閣 |
長岡宮南面回廊には楼閣があった。それは平安宮の応天門に引き継がれた。現説リポート |
京都府向日市 |
8世紀末 |
’05/11/15 |
041 |
那富山墓の隼人石 |
聖武天皇皇太子の墓には幼くして亡くなった皇子を慰めるかのように十二支石像が並ぶ。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'05/10/28 |
040 |
造り替えられた平城京 |
平城京には羅城があった。京域も造営途中で変更されていた。現説リポート |
奈良県大和郡山市 |
奈良時代 |
'05/09/10 |
039 |
長髄彦の故地 |
奈良県北西端の鳥見谷は神武東征譚の金鵄伝説で彩られる。 |
奈良県生駒市・奈良市 |
神話時代 |
’05/08/16 |
038 |
春日山の水神信仰 |
春日奥山に鎮座する神社は名高い雨乞いの聖地であり、古代の井戸が今も水を湛える。 |
奈良県奈良市 |
8世紀 |
’05/07/17 |
037 |
東朝集殿を再生した唐招提寺講堂 |
平城宮の唯一の遺構である唐招提寺講堂の創建時期は、長岡京遷都以降が有力になった。 |
奈良県奈良市 |
8世紀 |
’05/06/23 |
036 |
不比等、玄ム、道鏡にもゆかりの海龍王寺 |
平城京遷都以前から存在した海龍王寺は、不比等邸に組み込まれたことで政争の舞台になった。 |
奈良県奈良市 |
8世紀 |
’04/12/12 |
035 |
2重基壇だった唐招提寺金堂 |
奈良時代に創建されて唯一残る金堂、当初の姿が解体修理によって解明されつつある。見学会レポ |
奈良県奈良市 |
8世紀後半 |
'04/10/16 |
034 |
直径86m=最大の円墳、富雄丸山古墳 |
奈良盆地北部に大型前方後円墳が築かれた4世紀後半、矢田丘陵の裾に巨大な円墳が出現した。 |
奈良県・奈良市 |
4世紀末 |
'04/08/22
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033 |
平城宮第一次大極殿の復元 |
始めて一般公開された第一次大極殿の復元現場。巨大な古代建築は免震装置の上に乗る。 |
奈良県・奈良市 |
奈良時代 |
'04/08/01
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032 |
行基でつながる頭塔と土塔 |
土で作った日本に2つしかない仏塔はよく似た形態であり、これらを結ぶキーワードは行基である。 |
奈良市・大阪府堺市 |
奈良時代 |
'04/06/27 |
031 |
土塔、土師氏のモニュメント |
発掘調査が明らかにした堺市大野寺の土塔から行基集団の姿が浮かび上がってくる。 |
大阪府堺市 |
奈良時代 |
'04/05/16
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030 |
尼寺廃寺の巨大な心礎 |
3.8m四方の心礎に四輪の花弁が開いたような柱座、聖徳ゆかり?の廃寺は古代への想像力を誘う。 |
奈良県香芝市 |
飛鳥時代 |
'04/02/29 |
029 |
豊臣期大坂城の三の丸 |
豊臣期大坂城の三の丸と見られる堀が、大手門西側から出土した、冬の陣の戦の跡も生々しい。現地説明会 |
大阪府大阪市 |
江戸時代 |
'04/01/17 |
028 |
石で固めた天下の山城、大和高取城 |
高取城は海抜580mの山上に勇壮な石垣を巡らす大規模な城である。その誕生から廃城に至るまでたどる。 |
奈良県高取町 |
戦国時代〜江戸時代 |
'03/12/21 |
027 |
夏見廃寺、または大伯皇女の後日談 |
三重県名張市で出土した古代寺院は、大津皇子の姉、大伯皇女が創建したという寺との説は本当か |
三重県名張市 |
7世紀末〜8世紀中頃 |
'03/10/25 |
026 |
壮大な石垣をめぐらす酒船石遺跡 |
斉明天皇が明日香でおこした大土木工事の跡が相次いで発掘され、日本書紀の記載が検証される。現地説明会 |
奈良県明日香村 |
飛鳥時代 |
'03/09/16 |
025 |
平城京羅城門 |
佐保川の川底に埋没した平城京羅城門、京の正面を荘厳するにふさわしい7間5戸のスケールを持つ。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'03/08/15 |
024 |
復元された朱雀門 |
平城宮朱雀門の元の形はほとんど分かっていないにもかかわらず、復元された。何がモデルになったのか。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'03/02/20 |
023 |
志貴皇子の歌と生涯 |
万葉集に名歌を残した志貴皇子は、母は釆女の、天智の遺児として、政争渦巻く天武の時代を賢明に生きた。 |
奈良県奈良市 |
飛鳥〜奈良時代 |
'02/1129 |
022 |
論争・見瀬丸山古墳 |
後期古墳を代表する最大規模の見瀬丸山古墳、石室と石棺の公表で謎はより深まった。果たして被葬者は? |
奈良県橿原市 |
6世紀後半〜7世紀初期 |
'02/10/8 |
021 |
春日御塔、春の夜の夢のごと |
春日大社一の鳥居近くにペアの五重塔跡が残る。それには院政期の権力ドラマを秘める。 |
奈良県奈良市 |
平安時代 |
'02/9/5 |
020 |
春日大社の原象を求めて |
神護景雲2年(768)創建を伝える春日大社であるが、それ以前の大規模な築地や磐境遺跡が残る。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'02/8/4 |
019 |
描き直される藤原京 |
発掘事例が増えるにつれ藤原京のイメージも変わる。大極殿院の建物が70年ぶりに判明した。現地説明会 |
奈良県橿原市 |
7世紀末 |
'02/5/6 |
018 |
エキゾチックな頭塔 |
玄肪の首塚伝説のある頭塔は、実忠和上が築造した土塔であるが、その下にさらに古い塔の跡があった。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'02/4/22 |
017 |
再発見された條ウル神古墳の巨大な石室 |
巨勢山古墳群にある條ウル神古墳は最大級の石室と家形石棺を持つことが確認された。現地説明会リポート |
奈良県御所市 |
6世紀後半 |
'02/4/6 |
016 |
お水取りの魅力 |
1000年をかけて磨かれた壮大なショー、お水取りは数々の謎を秘めるが、それも魅力を深める。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'02/3/21 |
015 |
1251回を数える二月堂お水取り |
芭蕉は約300年前、二月堂にこもってお水取りの1句を得た。句に詠まれた沓の音は今も変わらず反響する。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'02/3/21 |
014 |
夢いまだ幻の高安城 |
「高安城を探る会」が発見した礎石群は、奈良時代前期の建物跡だった。天智朝の高安城を求めて探索は続く。 |
奈良県生駒郡平群町 |
飛鳥時代 |
'02/2/22 |
番外 |
南北200m以上に及ぶ飛鳥京苑池 |
北池の護岸が新たに4カ所出土して苑池は南北200m以上に及ぶことが明らかになった。現地説明会リポート |
奈良県明日香村 |
飛鳥時代 |
'02/2/20 |
013 |
飛鳥寺より始まる日本の寺院 |
蘇我馬子により創建された日本初の本格的寺院は、半世紀前の発掘によって1塔3堂の伽藍がつきとめられた。 |
奈良県明日香村 |
飛鳥時代 |
'02/2/20 |
012 |
石の文化花開いた明日香 |
明日香はどこを掘っても石造物が出土する。猿石と岡の酒船石の謎に挑む河上邦彦氏の新説を紹介する。 |
奈良県明日香村 |
飛鳥時代 |
'02/2/13 |
011 |
吉備池廃寺は百済大寺か |
桜井市吉備池で7世紀前半の巨大な堂塔跡が発掘されたが、最初の勅願寺である百済大寺の可能性が高い。 |
奈良県桜井市 |
飛鳥時代 |
'02/1/28 |
010 |
行基も造営を担った恭仁京 |
天平の3年間、都のおかれた恭仁京は、宮域、朝堂院に続いて内裏地区の調査が進む。現地説明会リポート |
京都府相楽郡加茂町 |
奈良時代 |
'01/12/17 |
009 |
聖武天皇が執着した紫香楽宮 |
紫香楽宮の宮町遺跡で本格的な宮施設である朝堂院の遺構が出土した。現地説明会リポート |
滋賀県信楽町 |
奈良時代 |
'01/12/02 |
008 |
正倉院の宝物に寄せて |
今年の正倉院展には鎌倉時代に盗難にあった鏡と藤原仲麻呂直筆の勅書も出展された。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'01/11/16 |
007 |
正倉院の校倉伝説 |
校倉は隙間の開閉によって湿度を調節するという説は本当なのか。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'01/11/05 |
006 |
継体天皇の謎に迫る今城塚古墳 |
継体天皇綾といわれる今城塚古墳から多量の埴輪が出土した。現地説明会リポート。 |
大阪府高槻市 |
6世紀前半 |
'01/10/18 |
005 |
大津皇子は二上山に眠るか(下) |
二上山麓で偶然発見された鳥谷口古墳は、大津皇子のお墓である可能性が高い。 |
奈良県當麻町 |
7世紀後半 |
'01/09/15 |
004 |
大津皇子は二上山に眠るか(上) |
二上山雄岳の頂上には大津皇子のお墓があるが、お墓としても疑わしい。 |
奈良県當麻町 |
7世紀後半 |
'01/08/31 |
003 |
底なしの闇を見据える旧山田寺仏頭 |
興福寺の国宝「仏頭」は、飛鳥時代の政変劇をせおい数奇なドラマをひめる。 |
奈良県奈良市 |
7世紀 |
'01/08/15 |
002 |
推古帝母子のお墓?であった植山古墳 |
植山古墳は女帝、推古天皇と最愛の息子、竹田皇子の合葬墓か。現地説明会リポート。 |
奈良県橿原市 |
7世紀前半 |
'01/07/30 |
001 |
飛鳥の風景を引き立てる飛鳥京跡苑池 |
飛鳥川のほとりに造営された苑池は、壮大なプランにもとづく。現地説明会リポート。 |
奈良県明日香村 |
7世紀後半 |
'01/07/16 |
000 |
7度再建された興福寺中金堂 |
発掘された興福寺中金堂の基壇は大寺の名にふさわしかった。現地説明会リポート。 |
奈良県奈良市 |
奈良時代 |
'01/07/05 |